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作家・香月日輪さん、死去。「地獄堂霊界通信」「妖怪アパートシリーズ」など [芸術と人文]


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「地獄堂霊界通信」シリーズ、「妖怪アパート」シリーズなどで有名な、作家・香月日輪さんが2014年12月19日午前5時26分に大阪市内の病院で亡くなりました。まだ51歳の若さでした。

香月日輪さんとはどんな作家だったのか紹介したいと思います。


【プロフィール】
ペンネーム:香月日輪
名前:本名不明
生年月日:1963年(月日は不明)
出身地:和歌山県田辺市
デビュー作:「ワルガキ、幽霊にびびる!」(同作品で日本児童文学者協会新人賞を受賞)


【作品】
妖怪アパートの幽雅な日常(1) (YA! ENTERTAINMENT) 地獄堂霊界通信 1 (アフタヌーンKC)桜大の不思議の森 (徳間文庫)








『妖怪アパートの幽雅な日常』 (講談社 YA!ENTERTAINMENT、全10巻+3冊)
『地獄堂霊界通信』 (ポプラ社、15巻 / 講談社ノベルス、8巻)
『エル・シオン』 (ポプラ社、3巻)
『ファンム・アレース』 (講談社 YA!ENTERTAINMENT、全5巻)
『大江戸妖怪かわら版』 (理論社、6巻)
『下町不思議町物語』 (岩崎書店、1巻)
『ネコマタのおばばと異次元の森』 (全1巻)
『この先、危険区域』 (全1巻)
『Twinkle ひかりもの』 (ポプラ社、1巻) 他作家とのアンソロジー
『僕とおじいちゃんと魔法の塔』 (角川文庫、既刊6巻)
『全裸男と柴犬男』 (講談社X文庫ホワイトハート、1巻)
『桜大の不思議の森』 (徳間文庫、全1巻)


小学生の時は「地獄堂霊界通信」シリーズを図書館で読んで、
中学・高校生で「妖怪アパートの優雅な日常」シリーズを読んでいた世代としては
51歳という若さで香月日輪さんが亡くなられたことが残念です。

「君の人生は長く、世界は果てしなく広い。肩の力を抜いて行こう」
妖怪アパートの幽雅な日常シリーズの有名なセリフです。
このセリフが心に響いた人は多かったのではないでしょうか?


独特な世界観・宗教観を持ち、
腐女子を公言し、
ちょっと大人気ない発言をして
2chで叩かれることの多かった作家さんですが…

私はその大人げのなさがあったから、
思春期の子どもたちの心に響く作品が書けたんだと思います。


香月日輪さんの新しい作品が、今後読めないことが残念です。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。


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